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  • 食育(しょくいく)

    こんにちは、歯科医の村上です。

    4月11日に当法人理事長が行うセミナーの準備に追われ、久しぶりのブログ投稿です。

    今日は、最近読んで面白かった本をご紹介します。

    「食育のススメ」黒岩比佐子 著 です。


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    内容は、明治の大ベストセラー小説『食道楽』で紹介された美食、食餌療法、食育、おもてなし等の数々、食育基本法がつくられる百年も前から「食育」を提唱し、推進した人の食の極意について書かれています。

    ところで皆様は「食育(しょくいく)」という言葉をご存知でしょうか?

    平成17年に「食育基本法」が施工されました。

    食育基本法によれば、「二十一世紀における我が国の発展のためには、子どもたちが健全な心と身体を培い、未来や国際社会に向かって羽ばたくことができるようにするとともに、すべての国民が心身の健康を確保し、生涯にわたって生き生きと暮らすことができるようにすることが大切である。子どもたちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身につけていくためには、何よりも「食」が重要である。」となっています。

    食育は、家庭、学校、職場、地域など様々な領域において、国民が自ら取り組む広がりを持つ国民運動です。

    このような食育の広がりの中で、歯科領域から発信は、「食」に関わる「食べ方」の知識・意識・行動の育み、および、「食べ方」を通して「食」を選択する力の育みの推進です。

    生涯にわたって”おいしく味わえる”社会の実現に向けて、私たちは皆様を支援していきたいと思います。

    【東京オペラシティ歯科】初台の歯医者・歯科|土曜も診療

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    ワックスアップ

    ワックスアップというのは、最終的な被せ物の形を、文字通りワックスで作製したものです!!

    これを金属やセラミックなどに置き換えた物が、患者様の口腔内にセットされます。

    その中で、治療の初期に
    どういう最終形態にするかを決定するために、行うワックスアップを診断用ワックスアップといいます。
    いろいろ模索しながら、最良の形を作っていくのですが、テクニシャンの方と相談しながら、作っていきます。
    こちらサイドで診断し、テクニシャンサイドで作製してもらうことが多いですが、今回は自分で作製しています!!
    いつもとは違う側面から、診断もできるので、とても充実しています。

    最高のゴールのために、必要不可欠な過程となります

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    麻酔の工夫

    歯科治療でみなさんが苦手なものの1つに、歯科麻酔があると思います。 その中でも、痛さを理由に苦手な人も多くいらしゃると思います。
    麻酔が痛いのは、
    1注射針が組織(歯肉)に入るとき            
    2麻酔薬を組織内に注入するとき         
    3麻酔薬の温度              
    と一般的に言われています。
    当院では、なるべくお痛みを無くすように、工夫をしています。

    患者様とコミュニケーションを取り、不安を取り除いてから、診療に入るのはもちろんですが、

    まず、組織に針を入れる前に、表面麻酔薬を塗布します。 クリーム状で効果抜群です。感覚が鈍くなります。 そして、その部位に、細い注射針を使用して麻酔薬を注入していきます。

    こうすることにより、組織に針が入っても痛みを回避できます。

    そして、麻酔薬を注入する際に圧がかからないように、電動注射器を使用しています。
    こうすることにより、一定のスピードで、一定の圧で、薬を浸透させることができます。
    強い圧がかからないので、患者様の負担はずっと少なくなります。

    麻酔薬は、体温と同じくらいに専用の機械を使用して温めています。 体温と同等の麻酔液なら痛みも軽減できます。

    こうした工夫をすることにより、痛みを理由に歯科治療から遠ざかっている患者様にも 喜んでいただいています。
    お気軽にご相談ください。

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    プロビジョナルレストレーション

    聞きなれない言葉かと思いますが、簡単に言えば、最終的な被せ物を装着する間に、 様々な評価をすることを目的とした仮歯のことです。ただの仮歯とは、全く違います。 どのような評価をおこなっているかというと、 ?審美面での確認 :形態や歯の長さ、幅はどうか ?咬合の確認 : かみ合わせはどうか 咬合力の分散はできているか ?歯の周りの組織の保護、回復 : 炎症はおきないか、磨きずらい事はないか ?発音の評価 ?残存歯質、歯髄の保護 ?テクニシャンとのコミニケーション などなど、 様々な側面からアプローチしていきます。 プロビジョナルレストレーションを仮に着けている期間に、この様な評価をおこない、修正を加え、 再評価をしていきます。 また、患者様にも審美性や装着感など主観的な評価をしていただき改善していきます。 このように改善したプロビジョナルレストレーションの機能と形態を、最終的な被せ物に模倣させ、 テクニシャンに正しい情
    報を伝達して、完成へのステップとしています。 このような評価をしっかりおこなうことが、最終的なゴールが確実かつ、予知性の高いものとなります ので、とても大事なステップとなっています。

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    論文発表

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    こんにちは
    実は先日、大学で学位論文の発表をしてきました
    内容は”歯の神経の治療”に使う薬の抗炎症作用を高めた新薬の効果についてです

    前にも書きましたが、歯の根の治療薬は7・8種類あり
    その歯の状態などをふまえた上で、最適な薬を選択し使用しています
    歯医者独特なニオイが嫌いな方もいらっしゃるでしょうが
    昔と違い、今はニオイも強くないクスリもありますし
    苦手な方は担当医に相談してくださればと思います

    今回の発表内容の中の薬は、臨床で使うまでには時間がかかりますが
    実験の中で、現在使用している薬で新たにわかった知識もありますので
    より良い薬の選択・使用が出来て、根の治療のレベルをあげれると思います

    少しずつかもしれませんが、治療のレベルアップをして
    より良い治療を提供させてもらえればと思っています

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    日付:  カテゴリ:その他の歯科治療関連, 研修会

    口呼吸?鼻呼吸?

    普段、無意識に行っている呼吸ですが、鼻からか口からか意識したことはありますか?

     

    鼻呼吸は空気を鼻から吸うことで、空気中に漂う雑菌やほこりなどの異物の大部分が

    自然にろ過される仕組みになっていますshineshine

     

    対して、口呼吸は、刺激物や異物を直接体内に吸い込んでしまうため、体の免疫機能を直撃してしまいますbearing

    免疫力の低下により、風邪や喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー疾患、

    また、口の中が乾燥して唾液の分泌が悪くなるため、自浄作用の低下などにより

    虫歯や歯周病、口臭などをひきおこします。

     

     

    ①無意識のうちに口が半開きになる

    ②口内炎ができやすい

    ③歯並びが悪い

    ④唇が乾燥しがち

    ⑤朝起きたとき喉が痛い

    ⑥早食いである

    ⑦発音が明瞭でない

    ⑧片方ばかりで噛む

    ⑨食事のときくちゃくちゃと音をたてる

    ⑩唇を閉じると顎の先にしわがよる。

     

    この中で1つでも当てはまれば口呼吸の可能性があります!

    3つ以上あれば要注意です!

     

     

    対策として。。。

    flair 

    食事時には姿勢を正して口をしっかり閉じたまま、左右均等に噛むようにしましょう。

    また、1日3回ほど、口を閉じてガムを噛んだり、寝ている間に使う鼻呼吸促進グッツなども

    試してみるといいかもしれません♪

     

    鼻呼吸で健康アップ☆☆

     

     

     

     

     

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    日付:  カテゴリ:その他の歯科治療関連, 予防歯科, 歯周病関連

    治療した歯がしみる!!

    治療したのに歯がしみるのはなぜ?と不安になる方がおられます。

    でも大抵の場合は治まっていくのでご安心下さい(∩´∀`∩)

    虫歯に侵された歯を削ると、削る前よりも神経に近くなり、お口の中の刺激が神経にすぐ伝わります。

    これが治療後に歯がしみる理由です。

    ただ、しこれは第二象牙質という層ができればなくなります。これは、歯が神経を守ろうとして神経を囲むように出来上がる内部の層のことです。

    これが出来上がると、刺激が神経に直接伝わらなくなり、徐々にではありますがしみなくなってきます☆

    ただし、しみなくなるまでの期間は歯の状態や人により違います。
    長い人もいれば短い人もいます。

    特別痛みがないようでしたら、極端に冷たいものや熱いものに気をつけて、様子を見て下さいね☆☆

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    日付:  カテゴリ:その他の歯科治療関連

    スタディグループ

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    ここ数ヶ月、スタディグループという歯科医数十人で毎月様々な分野で活躍している先生から講義を受けてみんなで勉強をする勉強会に参加しています。
    今回のテーマは、パーシャルデンチャー(部分入れ歯)です。このパーシャルデンチャーの基本から設計、症例発表など日曜を1日使って勉強してきました。毎月違う分野を勉強でき、私も刺激を受けてまだまだまだまだまだまだ…‥ 勉強が足りないと実感しました。
    来月のテーマはコンポジットレジン(前歯などに行う白い詰め物)だそうです。レジンは奧が深いので楽しみです。

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    再生療法について

    こんにちは
    先日、当院で再生療法のオペを行いました
    歯周病に罹患した為に、骨の吸収を伴った患者さんで
    このままですと、遅かれ早かれ抜歯になってしまうため、
    再生療法により、歯周組織の再生を期待してのオペでした

    組織は、細胞と成長因子と足場となるマトリックスによって再生されます
    色々な成長因子(豚の歯由来や人の血液由来)があり
    色々なマトリックス(人由来や牛由来、サンゴ由来まで)がありますが
    歯周病による骨欠損と歯肉退縮の治療を目的として開発された、新しい世代の再生治療材料を使用しました

    以前までは、日本で主流の再生療法の材料を使用してましたが、
    期待通りの再生を得られないこともあり『こんなものなのかな…』と思ってましたが
    2008年にミシガン大学において、より高い成功を導くための使用方法を教わっており
    昨年、私がこの材料を使用した患者さんの予後が良いこともあり
    今回のオペの時に使用する事を患者さんと話し合って決めました

    どのような材料なのかと言いますと(マニアックな話ですが)
    通常、人間の血小板には、多くの成長因子がふくまれるため、再生療法の分野では注目されていました
    簡単に言えば、血小板が多くあれば、その中にある成長因子の量も当然多くなり
    組織再生もしやすくなるというしくみです(単純に言い過ぎですが)

    さて、今回の材料に含まれている成長因子は以前、日本でも流行ったPRPと言うもの(通常血液の338%〜830%の血小板を含む)
    このPRPに含まれている成長因子PDGFの量が1000倍以と言う、rhPDGF(血小板由来増殖因子)と
    マトリックスとして、生体内で吸収されるバイオセラミックスを混ぜて使うものです
    利点として、100%人工合成材料のため病気をもらうリスクがないこと
    そして、高い再生率があるため使用しました

    後は術後の感染に気をつけて、組織再生してくれることを祈るだけです

    今までは、歯周病等により歯と骨の保存が難しい症例も
    再生療法という、新しい選択肢により、残せる場合も出てきました

    もちろん、すべての症例に適応できわけではありませんが
    今までならば、残す事が出来なかった症例も、
    メンテナンスによる現状維持だけで、根本的な治療が出来なかった症例も
    より良い予後をむかえられる可能性が出てきました
    興味がある方は、スタッフや担当医までお尋ね下さい

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    すっぱい顔と唾液の不思議☆

    レモンや梅干しを食べるとどうしても『すっぱ〜い顔』になってしまいますが、あれはなぜだかご存知ですか??

    そもそも酸性の強い物を食べると食道が酸にやられてしまわぬように、唾液がたくさん出て中和してくれます。もちろん歯が酸に侵されるのも守ってくれています。

    この際に口の周りや頬っぺたをくちゃくちゃにして結果的に『すっぱい顔』をすることによって口の中の唾液線を刺激したり、唾液をしぼり出すような動きでより多くの唾液が出るのです(・ω・*)

    意識しているわけじゃないのにどうしてもすっぱい顔になってしまうのは体が体を守ろうとしていたからなんですね!
    なんだか不思議ですよね☆☆

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    治療の目標を共有し、患者さまと共に二人三脚で歩んでいく姿勢が重要だと思います。 患者さまに合わせて治療期間、治療費、治療内容をご説明いたします。
    そして、いくつかの選択肢の中から患者さまに合った治療法が選べるように私たちがお手伝いいたします。

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